「AbemaTV」将棋チャンネルのオリジナル番組第2弾 『若手VSトップ棋士 魂の七番勝負』が2017年9月より放送決定

藤井聡太四段や佐々木勇気六段など若手7人がトップ棋士に指名挑戦

株式会社AbemaTVは、同社が運営する“無料で楽しめるインターネットテレビ局”「AbemaTV(アベマティーヴィー)」 の将棋チャンネルにて、『藤井聡太四段 炎の七番勝負』に続くオリジナル番組第2弾として『若手VSトップ棋士 魂の七番勝負』を2017年9月より放送することについて決定いたしました。

第2弾番組『若手VSトップ棋士 魂の七番勝負』では、藤井聡太四段や佐々木勇気六段をはじめとする23歳以下の注目若手棋士7人が、自ら対局したいトップ棋士をプロ歴が浅い順に指名しトップ棋士に挑む、チーム対抗戦七番勝負企画となっております。時代を築いたトップ棋士が意地を見せるのか、若い世代が新たな時代を席巻するか、注目の番組となっております。藤井聡太四段は今回の企画に対して「トップ棋士の先生に教えていただけるこの企画を嬉しく思います。終盤がおもしろい熱戦となるよう全力で挑みたい。」とコメント。

また世代間の対決に対しては、「トップでずっと戦ってきた先生たちに教えてもらえる機会は中々なかったので、羽生世代と言われている40代の先生との対局を団体戦でできることが楽しみです。」と笑顔で語りました。

また、2017年2月から4月にかけて放送された「AbemaTV」第1弾の将棋チャンネルオリジナル番組である『藤井聡太四段 炎の七番勝負』は、放送回を重ねるごとに注目度が増し、視聴数も右肩上がりに伸びるなど「AbemaTV」を代表する人気番組のひとつとなりました。「あらゆる先生たちに教えてもらって公式戦での連勝記録の原動力になった、といっても過言ではないと思う。」と藤井聡太四段自身も語っており、このたび、この『炎の七番勝負』が「AbemaTV」では初となる書籍化されることが決定いたしました。2017年8月28日(月)に『天才棋士降臨・藤井聡太 炎の七番勝負と連勝記録の衝撃』(販売元:マイナビ出版)として出版が予定されており、藤井聡太四段自身の解説をメインに、羽生善治三冠をはじめ対局した棋士のコメントや、師匠である杉本昌隆七段のコメントも収録されます。今回の書籍化にあたって藤井聡太四段は、「かけがえのない経験が出来た企画が書籍になることは非常に嬉しく思う。全対局の指し手も書かれているので、改めて見てもらえると嬉しい。」とコメントを寄せています。

「AbemaTV」では、2017年2月に将棋チャンネルを開設以降、『藤井聡太四段 炎の七番勝負』をはじめ、将棋界で最も歴史と格式のある「名人」のタイトル称号を懸けて行われる「名人戦」への挑戦者を決定する「順位戦」や七番勝負「名人戦」を全て無料で生中継してまいりました。『藤井聡太四段 炎の七番勝負』で名だたる棋士との対局に6勝1敗という快挙を成し遂げ、公式戦でも連勝記録を次々に塗り変え、日本中が注目した藤井聡太四段の対局も「AbemaTV」では生中継を行い、2017年6月26日(月)の『第30期竜王戦決勝トーナメント 増田康宏四段 対 藤井聡太四段』では、793.9万視聴を記録、さらに、30連勝をかけて行われた2017年7月2日(土)『第30期竜王戦決勝トーナメント 佐々木勇気六段 対 藤井聡太四段』では、将棋チャンネルとしては歴代1位、「AbemaTV」としても歴代2位となる1242.5万視聴を記録するなど、注目度の高さを裏付ける結果となりました。これに対して、藤井聡太四段は、「これだけ注目してもらえたことは本当に驚いている。これからも注目してもらえるように頑張りたい。今まであまり将棋を知らなかった方にも注目してもらえることは将棋界としても嬉しいことで、将棋の面白さを感じてもらえたら嬉しい。」と語りました。

今後も、「AbemaTV」の将棋チャンネルでは、『若手VSトップ棋士 魂の七番勝負』をはじめとしたオリジナル番組の放送や様々な棋戦の生中継を予定しており、将棋好きの方から初心者の方まで、幅広くお楽しみいただけるような企画や番組を積極的に放送してまいります。また、インターネットテレビ局という全く新しいスタイルの動画サービスとして、生活の中に深く浸透したサービスになることを目指し、コンテンツ拡充や機能追加など積極的なサービス開発を行ってまいります。


■出演棋士

出演棋士14名は以下となり、対戦カードの発表は別途予定しております。

<若手チーム>

1.青嶋未来五段(22歳)

  2016年度勝率1位、 竜王戦ベスト8、チェスの日本チャンピオンとして羽生三冠とも対決経験あり。

2.佐々木勇気六段(22歳) 

  16歳でプロデビュー、2016年棋王戦挑戦者決定戦進出。

3.近藤誠也五段(20歳)

  2016年王将リーグ入り、四段で羽生三冠に勝利(公式戦で羽生三冠が四段に敗れるのは2011年以来)。

4.八代弥六段(23歳)

  2016年朝日オープン優勝(全棋士参加棋戦)。

5.増田康宏四段(19歳)

  16歳でプロデビュー、新人王戦優勝。

6.佐々木大地四段(22歳)

  藤井聡太と同年で四段昇段、デビュー1年目で勝率7割を超え、史上初のフリークラス1年で脱出。

7.藤井聡太四段(15歳)

  歴代最多公式戦で29連勝を成し遂げ、AbemaTV「炎の七番勝負」では羽生三冠をも破った中学生棋士。

<トップ棋士チーム>

1.森内俊之九段(46歳)

  タイトル12期(タイトル戦登場25回)、永世名人資格保持者。

2.三浦弘行九段(43歳)

  タイトル1期(タイトル戦登場5回)、羽生七冠の牙城を崩した名棋士、横歩取りの達人。

3.藤井猛九段(46歳) 

  タイトル3期(タイトル戦登場7回)、「藤井システム」はあまりにも有名、振り飛車の達人。

4.屋敷伸之九段(45歳)

  タイトル3期、史上最年少タイトル挑戦、最年少タイトル獲得の記録を保持、16歳でプロデビュー。

5.郷田真隆九段(46歳)

  タイトル6期(タイトル戦登場18回)、居飛車正統派で王道本格派の気風。

6.木村一基九段(44歳)

  タイトル戦登場6回(棋戦優勝2回)、「千駄ヶ谷の受け師」、矢倉の達人。

7.行方尚史八段(43歳)

  タイトル戦登場2回(棋戦優勝2回)、名人戦、王位戦挑戦に近年登場した本格派。


■放送情報

『若手VSトップ棋士 魂の七番勝負』

放送日時:2017年9月放送開始予定

放送チャンネル:将棋チャンネル


■書籍情報

タイトル: 『天才棋士降臨・藤井聡太 炎の七番勝負と連勝記録の衝撃』

発売日: 2017年8月28日(月)

販売元:マイナビ出版


■歴代視聴数について

「AbemaTV」歴代視聴数

1位:1420万視聴  

2017年5月7日(日)放送 『亀田興毅に勝ったら1000万』

2位:1242.5万視聴 

2017年7月2日(日)放送『第30期竜王戦決勝トーナメント 佐々木勇気六段 対 藤井聡太四段』

3位:793.9万視聴 

2017年6月26日(月)放送『第30期竜王戦決勝トーナメント 増田康宏四段 対 藤井聡太四段』

将棋チャンネル歴代視聴数

1位:1242.5万視聴 

2017年7月2日(日)放送『第30期竜王戦決勝トーナメント 佐々木勇気六段 対 藤井聡太四段』

2位:793.9万視聴 

2017年6月26日(月)放送『第30期竜王戦決勝トーナメント 増田康宏四段 対 藤井聡太四段』

3位:144.7万視聴 

2017年6月15日(木)『第76期 順位戦 瀬川五段 対 藤井四段』